ニュース 電子 作成日:2019年6月26日_記事番号:T00084274
英国のネットワーク調査会社、オープンシグナルが25日に発表した調査によると、第4世代移動通信(4G)が最も速い通信キャリアは中華電信で下り37.1メガビット毎秒(Mbps)、3Gを合わせた平均では下り34.1Mbpsだった。オープンシグナルは、東アジア諸国の通信キャリアは平均下り30Mbps以上で、40Mbps超えもあるので、5Gサービス開始後の大幅改善を期待すると指摘した。26日付蘋果日報などが報じた。
下りの通信速度(4G・3G)は、中華電信に続き、▽遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)、26.7Mbps▽台湾大哥大(台湾モバイル)、25.6Mbps▽台湾之星電信(台湾スターテレコム)、16.8Mbps▽亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)、15.5Mbps──の順だった。
上りも中華電信が最速で10.3Mbpsだった。2位以下は▽遠伝、10.2Mbps▽台湾大哥大、9.9Mbps▽台湾スター、5.8Mbps▽亜太電信、4.6Mbps──の順だった。
レイテンシ(通信遅延)は、▽台湾スター、35.3ミリ秒(ms)▽中華電信、35.5ms▽遠伝、36.3ms▽台湾大哥大、37ms▽亜太電信、47.4ms──の順だった。
4G利用可能率は、▽台湾大哥大、95.8%▽遠伝、94.6%▽中華電信、91.9%▽台湾スター、91.9%▽亜太電信、89%──だった。
動画再生の評価は、▽中華電信、72.6点▽遠伝、71.3点▽台湾大哥大、70.6点▽台湾スター、65.6点▽亜太電信、62.1点──で、上位4社は「非常に良い」、亜太電信のみ「良い」だった。
調査は、2月1日~5月1日にデバイス12万4,252台を使って行われ、サンプル数は延べ4億1,100万回だった。
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