ニュース その他製造 作成日:2019年6月26日_記事番号:T00084280
自転車大手、美利達工業(メリダ・インダストリー)の曽崧柱董事長は、ドイツ子会社、メリダ&センチュリオン・ジャーマニー(MCG)が進める工場拡張計画が、第3四半期に着工し、早くて2020年第4四半期に稼働すると明らかにした。欧州向け電動アシスト自転車の販売好調を受け、サプライチェーンと市場に近い欧州での生産を拡大する。26日付工商時報が報じた。
ドイツ工場拡張のための総投資額は1,000万~1,200万ユーロ(約12億2,000万~14億6,000万円)。22年に生産台数を9万台にまで拡大する。
欧州向けの好調を受け、台湾の電動アシスト自転車工場はフル稼働となっている。1日当たり出荷台数は700~800台で、通年では前年比40~60%増の21万~22万台を見込む。22年には30万台まで拡大する予定で、ドイツ工場も合わせた総生産台数は40万台となる見通しだ。
同日開かれた株主総会では、ミヤタサイクル(本社・川崎市、高谷信一郎社長)への出資比率を45%から70%に引き上げ、子会社化することを決議した。今月末までに手続き完了予定だ。曽董事長は、ミヤタの販路を通じてミドル~ハイエンド製品の日本などでの販売拡大を図るとともに、ミヤタから変速機付き自転車などハイエンド製品のODM(相手先ブランドによる設計・生産)を受注すると説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722