ニュース 電子 作成日:2019年6月27日_記事番号:T00084302
光学レンズ大手、玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル、GSEO)の陳天慶董事長は26日、下半期の受注は例年通り好調で、生産ラインがほぼ満杯と明らかにした。同社はアップルのiPhone向けに製品を供給しており、9月発売が見込まれる新機種向けの受注が拡大したとみられる。27日付経済日報が報じた。
陳董事長(右)は、今年は昨年より多くの製品で認証を獲得していると強調した(26日=中央社)
ジニアスは従来、iPhoneの前面カメラレンズを供給。昨年からは背面カメラレンズも受注し、iPhone XR(テン・アール)に供給した。今年の新機種のうち、2機種の背面カメラレンズはトリプルレンズ、1機種がデュアルレンズと、レンズ数が旧機種より増えるとされ、ジニアスは受注拡大が予想されていた。
陳董事長の発言について市場では、今年のiPhone新機種向けの受注は米中貿易戦争の影響を受けておらず、ジニアスや同業最大手の大立光電(ラーガン・プレシジョン)が恩恵を受けるとの見方が出ている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722