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製造業者の景気見通し、悲観が微増=台経院


ニュース その他分野 作成日:2008年6月27日_記事番号:T00008431

製造業者の景気見通し、悲観が微増=台経院


 台湾経済研究院(台経院)が26日発表した5月の景気動向調査によると、下半期の景気を悲観する製造業者が前月比で3.7ポイント増加して19.8%となった。楽観する製造業者は2.4ポイント減の33.5%で、変わらないと回答したのは1.2ポイント増の46.7%だった。全体として、景気見通しが慎重になっていると台経院は分析している。27日付経済日報が報じた。

 台経院によると、上半期の輸出は活発だったが、物価高によるコスト増の製品価格への転嫁が困難なため、景気見通しを悲観する製造業者の割合が増加した。

 同調査によると、1~5月の輸出額は前年同期比17.4%増の1,109億9,000万米ドル、輸入額は22.4%増の1,036億7,000米ドルだった。黒字額は28.8%減の65億2,000万米ドルだった。5月の消費者物価指数(CPI)上昇率は3.71%で、1~5月の平均は3.66%だった。