ニュース 商業・サービス 作成日:2019年6月27日_記事番号:T00084314
カラオケボックス(KTV)最大手、銭櫃企業(キャッシュボックス・パーティーワールド)の練台生董事長は26日、資本提携関係にある同業2位、好楽迪(ホリデー・エンターテインメント)の買収後も両ブランドを存続する他、「第3の高級ブランド」を立ち上げる構想を明らかにした。27日付自由時報などが伝えた。
練董事長(中)は26日、ホリデーの買収が認められなくても、来年株式を上場する考えを示した(26日=中央社)
練董事長はキャッシュボックスとホリデーでは、キャッシュボックスが社会人、ホリデーは学生中心で、客層が異なると説明。ホリデーの買収後は、少子化に対応し、ホリデーの店舗は存続するものの店舗数を削減するとした。
ホリデーの買収には、約60億台湾元(約210億円)の資金が必要になるが、うち30億元の借り入れに向け、銀行と交渉を進めていると説明した。
キャッシュボックスは現在、ホリデーの株式32%を保有しており、未保有株式の取得を通じて完全子会社化を目指している。ホリデーの買収には公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)の審査をクリアする必要がある。8月22日までに審査結果が分かる予定だ。練董事長は「反対意見は多くないと感じている。もし認可されなかったとすれば、ホリデーとは縁がなかったというほかない」と述べた。
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