ニュース 政治 作成日:2019年6月27日_記事番号:T00084319
国民党から総統選挙出馬を目指す郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海精密工業前董事長は26日、高雄市で中天電視(CTI)の記者から質問を受けた際、記者の胸を突きながら、「国台弁(中国国務院台湾事務弁公室)にコントロールされたメディアには質問の資格がない」と叫び、中天電視が属する旺旺中時媒体集団の蔡衍明董事長を「国台弁の手先、走狗(そうく)だ」と批判した。27日付蘋果日報が伝えた。
郭氏(前右2)の行為には、総統選候補として節度が足りないとの声も多い(26日=中央社)
背景には郭氏が国民党の総統選候補政見発表会で蔡董事長を名指し批判したのに対し、旺旺中時系の中国時報が26日付紙面に郭氏が「私怨(しえん)を公の場で返そうとしている」との記事を掲載したことがある。
郭氏は旺旺中時系メディアが韓国瑜高雄市長を支持するトーンの報道を続け、中国時報がトップ記事や社説で郭氏を批判していることに強い不満を持っているもようだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722