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台湾企業の中国駐在員、出張に切り替えの動き


ニュース その他分野 作成日:2008年6月27日_記事番号:T00008432

台湾企業の中国駐在員、出張に切り替えの動き

 
 中台間での週末チャーター便就航を控え、中国に進出する台湾ハイテク企業の間では、中国駐在員の派遣体制を見直す動きが広がっている。駐在を出張に切り替えることで人件費の節約を目指すのが目的だ。台湾籍の駐在員を引き揚げ、中国人幹部を登用する動きも広がりそうだ。27日付電子時報が伝えた。

 駐在員の引き揚げは、週末チャーター便就航などで中台間の往来が便利になることに伴うもので、多くの企業が中国現地法人の台湾籍幹部を削減し、恒常的な出張に切り替えようとしている。

 一方、台湾積体電路製造(TSMC)の上海松江工場では本給と海外赴任手当の合計額を30%カットする賃下げが実施されたとの情報がある。ただ、同社は対外的に賃下げ実施を否定している。