ニュース 電子 作成日:2019年6月28日_記事番号:T00084322
工業技術研究院(工研院、ITRI)産業科技国際策略発展所(産科国際所)の林松耀アナリストは、世界全体の液晶パネル生産能力の50%近くを占める中国メーカーは、第10.5世代工場で65インチ・43インチに注力する他、第8.5世代工場では55インチパネルの生産を増やすと見込まれ、今後テレビ用パネル市場ではこれらの製品が主流になるとの予測を示した。28日付工商時報が報じた。
林氏によると、第10.5/11世代工場では65インチ製品が主力となっており、中国のパネル大手、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)や深圳市華星光電技術(CSOT)が今後、同世代工場の生産能力を拡充するのに伴って供給量の増加が見込まれる。
65インチパネルは現時点でハイエンド製品に位置付けられ、韓国と台湾メーカーが優位を保っているが、BOEは既に海信集団(ハイセンスグループ)など中国ブランド向けに供給している上、LGエレクトロニクスの供給網入りも果たしており、今後さらに顧客を拡大すると予想される。
中国メーカーはまた、下半期に第10.5世代工場で43インチパネルの生産も計画しているが、第8.5世代工場では65インチと43インチの中間に位置する55インチ製品の生産を増やす方針とされる。
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