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新光三越、呉総経理が退任か


ニュース 商業・サービス 作成日:2019年6月28日_記事番号:T00084332

新光三越、呉総経理が退任か

 百貨店最大手、新光三越百貨は11日の株主総会で役員改選を行い、呉昕達総経理が董事から監察人に変更となったようだ。監察人は管理職を兼任できないため、呉昕達氏は10年以上務めた総経理職を退き、呉昕陽執行副総経理が後任に就くとみられている。28日付工商時報が報じた。

 新光三越は新光集団が57%、三越伊勢丹ホールディングスが43%出資している。今回の役員改選では董事13席のうち6席を三越伊勢丹側が占め、呉昕達氏が監察人になったことで新光三越の経営陣が占めていた董事席は3席から2席に減少したようだ。新董事は新光集団の子会社が派遣し、来週の董事会で明らかになる見通しだ。

 呉昕達氏は中国事業を主導してきたが、既存の蘇州店と重慶店はいずれも黒字化していない。