ニュース 金融 作成日:2019年6月28日_記事番号:T00084335
金融監督管理委員会(金管会)は27日、台湾の金融システム上重要な銀行(D-SIBs)として中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)など5行を指定し、▽2023年末までの自己資本強化▽経営危機への対応策提出▽毎年のストレステスト──を義務付けると発表した。28日付蘋果日報が報じた。
5行は上位から▽中信銀▽国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)▽台北富邦商業銀行▽兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)▽合作金庫商業銀行(TCB)──。
5行は23年末までに総資産に占める▽自己資本▽中核的資本▽普通株式──の比率を、それぞれ法定基準を4ポイント上回る14.5%、12.5%、11%に高める必要がある。
第1四半期末時点で中信銀のみが3項目の新たな基準を満たしており、合作金庫銀は3項目いずれも下回っている。合作金庫銀は100億台湾元(約350億円)規模の債券を発行するとみられる。
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