ニュース 電子 作成日:2019年7月1日_記事番号:T00084348
液晶パネル用偏光板大手、誠美材料科技(CMMT)は、資金繰りの悪化を受け、銀行団との債務償還交渉を進めた結果、当面利払いのみを継続することで合意した。現在は新たな協調融資(シンジケートローン)について協議しており、年内にも借り換えを行う方針だ。29日付工商時報が伝えた。
同社は資金不足のため3~4月に原材料を通常の半分しか購入できず、6~7月の生産に影響が出ていた。しかし、5月以降に原材料調達が正常化した他、中国・昆山工場の受託生産の受注も回復しており、8月以降は出荷が大きく回復しそうだ。
昆山工場では幅2.5メートルの新生産ラインの設置作業が行われており、第4四半期にも量産を開始する。また、広州市増城工場の第10.5世代インハウス裁断ラインも試験生産に入っている。
何昭陽董事長は「第4四半期には経営状況が前年同期のピーク時水準を回復すると見込んでいる。2020年は20%増収が目標だ」と述べた。
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