ニュース 電子 作成日:2019年7月1日_記事番号:T00084352
サプライチェーン関係者によると、9月に発表されるとみられるアップルのスマートフォン新機種「iPhone XI」シリーズの世界の初回出荷台数は、昨年に比べ10%以上の減少となるもようだ。台湾のサプライチェーンの業績を押し下げそうだ。1日付経済日報が報じた。
「iPhone XI」は、第5世代移動通信(5G)に対応しないにもかかわらず、韓国・サムスン電子や中国・華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の5G機種並みの価格となり、買い替え意欲をそぐ見通しだ。アップルは初回売れ行きを見てから追加生産を行う構えとされる。米中貿易戦争が緩和に向かい、ファーウェイのスマホ販売が回復する可能性もある。
観測によると、「iPhone XI」シリーズは、昨年のハイエンド機種のiPhone XS(テン・エス)、iPhone XS Max(テン・エス・マックス)、ミドルエンド機種のiPhone XR(テン・アール)のラインアップを踏襲し、新プロセッサー「A13」と新基本ソフト(OS)「iOS13」を搭載するとされる。
カメラ機能は大幅アップグレードが図られるもようで、ハイエンド機種は初めて背面トリプルレンズ(1,200万画素の望遠、広角、超広角)、ミドルエンド機種はデュアルレンズが採用される見通しだ。レンズは▽大立光電(ラーガン・プレシジョン)▽玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル、GSEO)──が供給するとされる。
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