ニュース 電子 作成日:2019年7月1日_記事番号:T00084354
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は28日、中国の通信キャリア大手、中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)と第5世代移動通信(5G)分野で提携すると発表した。両社は今後、研究開発(R&D)センターを共同で設置し、端末メーカーとの協力関係を強化する。29日付経済日報が報じた。
コンパルはチャイナ・ユニコムとの提携で、クアルコムのモデム「スナップドラゴンX55」を採用したコンパルの5G通信モジュールが、▽5G対応ノートPC▽顧客構内設備(CPE)▽モバイルWi-Fi(MiFi)▽モノのインターネット(IoT)▽各種スマート型端末のネットワーク設備──などで採用されると説明した。5G通信モジュールは既に通信キャリアのネットワークでのテスト段階に入っている。第4四半期に市場に出回る見込みだ。
中国政府が6月、通信キャリアに対し、5Gサービスの営業許可証を交付しており、中国では今後、5G関連製品の出荷量が拡大する見通しだ。コンパルは、チャイナ・ユニコムとの提携で、中国5G商機獲得に向けて先手を打った格好だ。
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