ニュース 石油・化学 作成日:2019年7月1日_記事番号:T00084358
化学繊維メーカー、遠東新世紀(ファーイースタン・ニューセンチュリー)はベトナム、米国、日本、中国での生産拡大に今後3年で20億米ドルを投じる計画だ。29日付経済日報が報じた。
ベトナム工場では一貫生産に向け、第1期のポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、織布の生産ラインが稼働している。年内に第2期の染色加工、既製服の生産を開始し、来年フル稼働となる見通しだ。来年は短繊維、長繊維のラインも稼働する。
米国では、テキサス州に建設する高純度テレフタル酸(PTA)とPETの一貫工場が数年以内に稼働を開始する見込みだ。
日本の工場では、2本目の回収PET生産ラインが来年稼働する予定だ。年産能力は5万トン。日本では2基目の工場建設も検討している。
中国では、中国石油化工集団(シノペック)と江蘇省揚州市にPTA工場を建設する計画が近く、数年ぶりに再開される見込みだ。
遠東新世紀の国・地域別の生産比率は、3年後にベトナムが20%、米国や日本などのその他の国・地域が計20%に高まり、台湾は40%、中国は20%へと各10ポイント低下する見通しだ。
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