ニュース 電子 作成日:2019年7月2日_記事番号:T00084373
リードフレーム世界3位、順徳工業(SDI)の陳維徳総総理は、自動車用と産業用のリードフレーム売上高構成比を各30%に高め、リードフレーム世界首位に躍進したいと述べた。2日付工商時報が報じた。
SDIは1日、陳朝雄董事長が兼任していた総経理を退任し、長男の陳維徳氏が執行副総理から総経理に昇格した。
陳維徳総総理は、自動車用や産業用など顧客の3~5年先の新製品向けに試作、研究開発(R&D)を行っていると明かした。
同社顧客のIDM(垂直統合型の半導体メーカー)は、48ボルト(V)電源管理、電気自動車(EV)用電源管理や自動運転用の安全モジュール、第5世代移動通信(5G)や高級家電の制御モジュールなどを手掛けている。
国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が昨年3月に発表した統計によると、SDIはパワー半導体用リードフレーム市場シェア15.8%で世界首位だったが、リードフレーム全体では世界3位(シェア8.8%)で、三井ハイテック(MHT、シェア11.8%)、新光電気工業(長野市、シェア9.9%)に届かなかった。ただ、上位2社は主に民生用電子機器向けIC用リードフレームが中心だ。
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