ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年7月2日_記事番号:T00084377
バイク大手、三陽工業(SYM)の呉清源董事長はこのほど、自社製バッテリーを搭載した普通小型電動バイク2車種を来年第1~2四半期に発売すると明らかにした。既に工業技術研究院(工研院、ITRI)から技術ライセンスを取得しており、今後、10億台湾元(約35億円)を投じて台南市の「沙崙智慧緑能科学城(沙崙スマート・グリーンエネルギー・サイエンスシティー)」にバッテリー工場を建設する。来年第1四半期に竣工(しゅんこう)予定だ。2日付自由時報が報じた。
呉董事長は自社生産するバッテリーについての詳細を明らかにしなかったが、5分で80%の充電が完了する他、使用寿命が8~10年に及ぶと説明した。工研院はこれまでに、世界初となる超高速充電が可能なアルミニウムイオン電池を開発したと発表しており、同技術が採用される可能性がある。
なお、来年発売する電動バイクについては、「庶民が買える製品市場をターゲットとする」と説明。現在、市販されている小型電動バイクより高価となることはないと語った。
また、バッテリー生産は台湾での試験生産に成功すれば、中国やベトナムに移植する可能性もあると述べた。
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