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台南紡織、東南アジア強化【表】


ニュース その他製造 作成日:2019年7月2日_記事番号:T00084381

台南紡織、東南アジア強化【表】

 紡織大手、台南紡織(台南スピニング)の王立範総経理は、昨年11月にシンガポールに設立した完全子会社、台南紡織(シンガポール)について、世界展開の拠点とし、海外企業からの出資を受け入れ、販路や生産技術を獲得する考えを示した。シンガポールでの上場も視野に入れている。2日付工商時報が報じた。

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 ベトナム工場では最新の渦流精紡機20台の導入に4億6,000万台湾元(約16億円)を投じることを董事会で決定した。来年第1四半期にまず5台の量産を開始する予定だ。オープンエンド方式による高品質ガーゼの月産能力は2万スピンドルに達する。

 王総経理は、台南市仁徳区、新市区の工場2基の人員を新市工場に集中させ、コスト削減を図ると説明した。同時に、自動化設備を増やし、綿紗(コットンガーゼ)の月産能力1万スピンドルを維持する。また、化学繊維事業について、数億元規模の投資を続けると表明した。