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TPCと川崎汽船、合弁で海運会社設立へ


ニュース 運輸 作成日:2019年7月2日_記事番号:T00084384

TPCと川崎汽船、合弁で海運会社設立へ

 台湾電力(台電、TPC)は1日、同社向けの石炭と液化天然ガス(LNG)輸送に従事する船舶の保有、運航管理を行う合弁会社を設立することで、裕民航運、光明海運、日本の川崎汽船と覚書(MOU)を取り交わした。資本金は10億台湾元(約35億円)、来年10月の設立を予定する。2日付工商時報が報じた。

 予定出資比率は▽TPC、40%▽裕民航運、32.5%▽光明海運、20%▽川崎汽船、7.5%──。

 TPCは、燃料として年間約3,000万トンの石炭を輸入しており、企業別の輸入量として台湾最大だ。

 合弁会社は設立後、まずカムサマックス級ばら積み貨物船2隻の建造を発注し、完成までは用船により業務を行う。2025年にはLNG輸送業務の開始を予定している。

 川崎汽船の出資について裕民航運の幹部は、LNG輸送業務に豊富な経験を有するためと説明した。