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運輸業の平均年収、中華航空が首位


ニュース 運輸 作成日:2019年7月2日_記事番号:T00084385

運輸業の平均年収、中華航空が首位

 台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)が発表した、運輸業の上場企業の管理職を除くフルタイム従業員の2018年度平均年収は114万9,000台湾元(約400万円)だった。首位は中華航空(チャイナエアライン)の153万7,000元で、長栄航空(エバー航空)の152万1,000元が続いた。2日付自由時報が報じた。

 ばら積み海運3社は▽新興航運(シンシア・ナビゲーション)、137万1,000元▽裕民航運、125万9,000元▽中国航運(CMT)、115万1,000元──の順だった。

 コンテナ海運大手3社は▽万海航運(ワンハイラインズ)、112万元▽長栄海運(エバーグリーン・マリン)、105万9,000元▽陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)、99万4,000元──の順だった。3社とも運輸業の平均を下回り、航空大手2社、ばら積み海運3社より低かった。

 業界関係者は、コンテナ海運会社は、ばら積み海運会社に比べ1隻当たりの荷主が多いため、より多くの事務員を必要とする他、貨物の積み降ろしやその後の輸送に、より多くの陸上スタッフを配置する必要があるため、平均年収が低いと指摘した。