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総統府、香港政府に誠意ある対応訴え


ニュース 政治 作成日:2019年7月2日_記事番号:T00084389

総統府、香港政府に誠意ある対応訴え

 中国返還22年を迎えた香港で1日夜、中国本土にも容疑者移送を可能とする「逃亡犯条例」改正案の完全撤回などを求める若者ら1,000人以上が立法会(議会)に突入し、議場などを一時占拠したことを受けて、台湾総統府の張惇涵発言人(報道官)は、香港政府は誠意をもって市民の要求に応え、社会の対立を解消するよう呼び掛けた。2日付工商時報などが報じた。

/date/2019/07/02/17hk_2.jpg立法会議場に突入したデモ隊。2014年のヒマワリ学生運動での台湾の立法院占拠の再現のようだ(1日=中央社)

 張報道官は、民主と自由を求める香港人の運動に関心を寄せており、今後の情勢変化を注視すると表明した。

 香港政府は同日夜、デモ隊の破壊行為を非難する声明を発表した。香港警察は2日未明、催涙ガスを使って立法会周辺のデモ隊を強制排除した。