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韓高雄市長の罷免運動、提起可能に


ニュース 政治 作成日:2019年7月2日_記事番号:T00084391

韓高雄市長の罷免運動、提起可能に

 韓国瑜高雄市長(国民党)の罷免を求める市民運動が始まり、リコール(解職請求)の提起に必要な有権者2万2,817人以上の署名が集まった。韓市長が就任1周年を迎える今年12月25日以降に提起可能で、解職請求が成立すれば、賛否を問う住民投票が実施される。2日付蘋果日報が報じた。

/date/2019/07/02/18han_2.jpg仮に罷免が成立した場合、台湾初の市長罷免となる(1日=中央社)

 韓市長の罷免を求める市民団体「公民割草行動」と「Wecare(ウィーケア)高雄」には計3万2,250人以上の署名が集まった。

 公職人員選挙罷免法によると、韓市長の解職請求の提起には高雄市の有権者の1%に当たる2万2,817人の署名が必要だ。提起が承認されれば、60日以内に有権者の10%に当たる22万8,170人の署名を集める必要があり、解職請求が成立すれば20~60日以内に住民投票が実施される。住民投票で有権者の25%に当たる57万423人以上が賛成票を投じ、賛成票が反対票を上回れば罷免が成立する。

 韓市長は1日、市民の意思を尊重するとコメントした。