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エピスターのマイクロLED、量産は2~3年後


ニュース 電子 作成日:2019年7月3日_記事番号:T00084399

エピスターのマイクロLED、量産は2~3年後

 発光ダイオード(LED)大手の晶元光電(エピスター)は、大画面向けマイクロLEDの開発を強化しており、既に顧客にサンプルを送付している。同社は、技術的なハードルが高く、量産は2~3年後になるとの見通しを示した。3日付経済日報が報じた。

 同社は、3年前からマイクロLEDの開発に注力、既にRGB三原色チップを供給する技術を獲得した。

 次世代ディスプレイ技術として注目を集めるマイクロLEDは、友達光電(AUO)傘下の隆達電子(レクスター・エレクトロニクス)、鴻海精密工業傘下の栄創能源科技(アドバンスト・オプトエレクトロニック・テクノロジー、AOT)などが開発を強化している。

 市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のLEDインサイドによると、初期は超大型パブリック・インフォメーション・ディスプレイ(PID)、拡張現実(AR)/車載ヘッドアップディスプレイ(HUD)用プロジェクターといった特殊用途での利用が想定されており、2023年の生産額は42億米ドルに達することが見込まれる。