ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年7月3日_記事番号:T00084405
ロイター通信の報道によると、米商務省は2日、台湾、韓国製の鋼材を使用し、ベトナムで若干の加工をした上で米国に輸入される一部の鉄鋼製品に最大456%の関税を課すと発表した。
米商務省は、台湾、韓国製の鋼材を使用し、ベトナムで加工された耐食鋼と冷延鋼が、米国が台湾、韓国製品に課した反ダンピング(不当廉売、AD)税と政府の補助金に対する相殺関税を回避する形で米国に迂回(うかい)輸入されていると指摘した。
台湾、韓国製の耐食鋼は2015年12月に、冷延鋼は16年2月に関税措置が課された。その後19年4月までの期間に、ベトナムから米国に輸入される耐食鋼は課税前の同期間と比べ4.32倍に、冷延鋼は10.16倍に増加した。
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