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5月製造業景気信号、7カ月連続「後退」【図】


ニュース その他製造 作成日:2019年7月3日_記事番号:T00084408

5月製造業景気信号、7カ月連続「後退」【図】

 台湾経済研究院(台経院、TIER)が2日発表した5月の製造業景気信号指数(速報値)は9.12ポイントで前月比0.6ポイント下落した。製造業景気信号は7カ月連続で「青(後退)」となった。台経院は、5月上旬の米中貿易戦争の再燃、原材料価格の低迷などが要因と指摘した。3日付工商時報などが報じた。

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 製造業景気信号指数を構成する5項目は、▽原材料投入、0.32ポイント下落▽需要、0.18ポイント下落▽販売価格、0.12ポイント下落▽経営環境、0.04ポイント下落──が下落し、コストのみ0.07ポイント上昇した。

 台経院景気予測中心は、6月末に開催された20カ国・地域(G20)首脳会合の際の米中首脳会談後、トランプ米大統領が中国製品に対する「第4弾」の制裁関税実施を先送りすると表明したことで、米中関係が改善するとみられているが、今後の通商協議がうまくいかなければ、米国が再び制裁措置を発動する可能性があり、企業の投資や輸出に打撃を与えると指摘した。