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エバー航空スト、11~21日に550便欠航


ニュース 運輸 作成日:2019年7月3日_記事番号:T00084414

エバー航空スト、11~21日に550便欠航

 長栄航空(エバー航空)は2日、客室乗務員によるストライキが長期化することを想定し、11日から21日までに少なくとも550便を欠航する計画を明らかにした。8万6,900人に影響が出る見通しだ。3日付自由時報が報じた。

/date/2019/07/03/13air_2.jpg桃園国際空港では、引き続きエバー航空の欠航表示が目立った(2日=中央社)

 また、6月20日から7月19日までの期間に累計で2,262便が欠航し、影響は42万人に及ぶとの試算を明らかにした。旅行業界の損失は18億台湾元(約62億円)に達する見通しだ。

 エバー航空は「さらに多くの客室乗務員が職場復帰するため、輸送能力は通常の7割を維持できるとみている」と説明した。

 エバー航空は6月20日から7月5日までに足止めされたツアー客の滞在費用や他社便への振り替え費用について、旅行会社による立て替え分の支払いに応じると説明した。

 一方、エバー航空は2日、2019年の第1期客室乗務員候補生の募集を今週中に開始すると発表した。定員200人を見込む。同社は今回の募集から男性の客室乗務員志願者も受け入れる方針だ。11月から徐々に勤務に就く予定だ。