ニュース 医薬 作成日:2019年7月4日_記事番号:T00084432
▽パーキンソン病▽認知症▽うつ病──などの脳深部刺激療法(DBS)に応用できる世界最小の頭皮下埋め込み型マイクロチップを清華大学(本部・新竹市)の研究チームが開発した。年内に動物実験を開始する。4日付自由時報が報じた。
同チップは縦横5ミリメートルで、▽データの無線伝送▽ワイヤレス充電▽人工知能(AI)による自動学習──に対応。患者の脳の神経活動を記録し、AIが異常を検知したときだけ、脳に埋め込まれた電極を通じて適度の刺激を与えることができる。
開発を主導した清華大学の陳新教授は、パーキンソン病の治療ではこれまで脳に電極、胸に拳半分大の電池を埋め込み、脳に刺激を与えていたが、開胸手術は患者への負担が重く、電池が切れれば充電のため再手術が必要だったと説明した。また、従来の治療法は脳に刺激を与え続けるため、記憶、認知、睡眠障害などの副作用を引き起こすリスクがあるという。
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