ニュース 金融 作成日:2019年7月4日_記事番号:T00084437
台湾先物取引所で加権指数先物が4日の寄り付き直後に520ポイントも急落し、その十数秒後に急反発した。市場関係者はトレーダーによる注文ミスの可能性を指摘したが、取引所の調べによると、大量の売り注文が出たことが原因と判明した。4日付蘋果日報が伝えた。
急落は午前8時46分に発生。1万722ポイントから1万202ポイントへと一瞬で520ポイント(4.9%)急落した。さらにその十数秒後に1万656ポイントまで回復する乱高下を見せた。取引所の価格安定システムが機能し、大きな混乱はなかった。
加権指数先物の短時間での急落は2017年8月3日以来。当時は注文ミスをきっかけにプログラム売買による大量の損切り売りが出たことが原因だった。
台湾先物取引所は今回の急落騒ぎについて、「短時間に大量の売り注文が殺到したためだ」とし、「取引システムは全て正常だった」と強調した。ただ、急落は株式市場にも不安感を与え、加権指数が121.35ポイント(1.12%)下落した要因の一つとなった。
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