ニュース 運輸 作成日:2019年7月4日_記事番号:T00084441
長期化する長栄航空(エバー航空)のストライキは4日で15日目を迎えるが、会社側によると、3日までに客室乗務員600人以上が職場復帰の意向を示し、うち約400人が労働組合に預けていた旅券(パスポート)、社員証など業務に必要な書類の返還を受けた。輸送能力は11日以降には7割近くまで回復しそうだ。4日付中国時報などが伝えた。
保管を委託している警備会社から契約終了に向けた打診があったことに対し、組合側は会社側の圧力だと批判した(3日=中央社)
労組側によると、組合員から預かった旅券などの保管は警備会社に委託しており、返還手続きには2日を要する。
6月に台湾を訪れた中国人旅行者は前月比延べ4万1,000人減となり、2月以降で最も少なかった。ストライキの影響もあったとみられる。
エバー航空は既に客室乗務員200人の新規採用計画を明らかにした他、一定の条件を満たす地上勤務職員(グランドスタッフ)の客室乗務員への転換も計画しており、8月下旬から9月上旬に応募を受け付ける予定だ。
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