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バイク大手、9月に3度目の値上げも


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年6月27日_記事番号:T00008445

バイク大手、9月に3度目の値上げも

 
 27日付工商時報によると、光陽工業(KYMCO)、三陽工業(SYM)、台湾ヤマハのバイク大手3社が、9月に今年3度目のバイクの値上げを検討している。原材料コストの高騰と競争激化による価格低下で、利益が著しく損なわれているためで、値上げ幅は1台当たり最高で2,000台湾元(約7,000円)を超える見通しだ。

 業者によると、バイク市場は競争激化を受けて新車でも3,000~5,000元の値下げが行われており、1台当たりの利益率は従来の10%から現在3%まで下落している。しかし、原材料の高騰によって、毎月の生産コストがメーカーによって少なくとも1,000万~2,000万元から、多い場合5,000万元水準まで増加して経営を圧迫している。

 なお、大手3社は年初、1,000~1,500元の値上げに続き、5~6月に1,500~2,000元の値上げを行っている。