ニュース 電子 作成日:2019年7月5日_記事番号:T00084451
経済部が主導する投資台湾事務所(インベスト台湾)は4日、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資を促進する「歓迎台商回台投資行動方案」で、中小型液晶パネルメーカーの瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)の申請を承認したと発表した。パネルメーカーとして初の承認だ。5日付工商時報が報じた。
ハンスターは、南部科学工業園区(南科)工場で▽自動車世界大手向けの車載パネル▽マイクロ発光ダイオード(LED)▽折り畳みタッチパネルモジュール▽ハイエンドモジュール▽電子棚札(ESL)──などの生産ラインを増設する計画だ。投資額は79億1,000万台湾元(約274億円)で、935件の雇用創出を見込む。
ハンスターのUターン投資についてインベスト台湾の張銘斌執行長は、米国の対中制裁関税の回避が主要な動機と指摘した。
インベスト台湾はこの他、リニアガイド大手2社のUターン投資を承認した。承認額は3社で計228億元以上で、2,255件の雇用創出が見込まれる。
歓迎台商回台投資行動方案の適用が認められた台商は今週時点で84社で、投資額4,346億元以上、雇用創出見通しは3万9,110件に上る。
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