ニュース 医薬 作成日:2019年7月5日_記事番号:T00084459
新薬開発の太景生物科技(タイジェン・バイオテクノロジー)の黄国龍董事長は4日、開発中の抗インフルエンザ内服薬について、年内に日本、米国、中国で臨床試験の申請を行うと明らかにした。早ければ2023年の発売を見込んでいる。5日付経済日報が報じた。
黄董事長。中国の市場規模は150億人民元(約2,350億円)、日米中と台湾、韓国で世界市場の8割以上を占めると説明した(5日=中央社)
タイジェンによると、同内服薬はA型、B型のインフルエンザ、H7N9型の鳥インフルエンザの治療に有効で、動物実験で高い効果を確認している。主流のインフルエンザ治療薬「タミフル」は発症後48時間以内に内服を開始し、計10錠を服用しなければならないが、タイジェンが開発中の内服薬は発症後72時間以内に1錠を服用すればよく、安全性も他の新薬に比べ高いという。
黄董事長は、同内服薬のライセンス授権について中国企業3社と交渉を行っているが、各市場でそれぞれ10億米ドル以上の商機を見込んでいるため、3億~5億米ドルではライセンス供与に同意しないと説明した。
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