ニュース 医薬 作成日:2019年7月5日_記事番号:T00084460
国民党からの総統選出馬を目指している鴻海精密工業前董事長の郭台銘(テリー・ゴウ)氏は4日、郭氏の寄付によって台湾大学東南キャンパス(台北市大安区)に設置されたがん治療センター「台湾大学医学院附設癌医中心医院(NTUCC)」の正式開業記念式典に出席し、健康・医療産業を台湾最大の産業にすると表明した。5日付経済日報が報じた。
がん治療センターの式典に出席した郭氏。「華人にとって最良のがん治療拠点にしたい」と語った(4日=中央社)
郭氏は、台湾の企業はパソコンや携帯電話などのハードウエアのみを手掛けるべきでないと主張。健康・医療産業の世界年産額は数兆米ドルで、このうち5%を確保できれば、数千億米ドル規模の産業になり、▽半導体▽ビッグデータ▽人工知能(AI)──などに関連するハードウエア、ソフトウエアの需要を拡大できると説明した。
郭氏はさらに、台湾の医療水準は世界最高レベルで、環境と人材に恵まれていると指摘。健康・医療産業で利益を創出し、研究開発(R&D)で新技術を生み出す良い循環をつくれれば、患者だけでなく台湾全体が恩恵を受けると強調した。
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