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6月の住宅景気指数、4カ月連続で「後退注意」


ニュース 建設 作成日:2019年7月5日_記事番号:T00084461

6月の住宅景気指数、4カ月連続で「後退注意」

 住宅専門誌『住展雑誌』が4日発表した6月の住宅景気指数「住展風向球」は32.2ポイントと前月比2.5ポイント下落し、景気信号は4カ月連続で「黄青(後退注意)」となった。5日付工商時報が報じた。

 住展風向球を構成する6項目のうち、▽完成済み物件販売▽広告量▽価格交渉──は指数が前月比上昇、▽前売り物件販売▽物件見学者数▽成約件数──は下落した。

 住展雑誌の何世昌企研室経理は、6月は都市中心部の市況に大きな変動はないが、中心部から外れたエリアでは急速に景気が冷え込んでおり、見学者が目に見えて減少していると指摘。また地域別では、北部は一定の購買意欲が維持され、比較的市況が安定しているものの、桃園、新竹、基隆、宜蘭の各地区では市場が弱含んでいるという。

 今後の見通しについて何総経理は、政治経済環境の好材料がなければ指数が大幅に上昇する可能性は低いと予測した。