ニュース 商業・サービス 作成日:2019年7月5日_記事番号:T00084465
5日付工商時報は、高雄市の高層ビル「高雄85大楼(85ビル)」に入居している君鴻国際酒店(85スカイタワーホテル、客室数590室)が同日中にも休業すると報じた。ただ、聯合報電子版の同日午後1時過ぎの報道によると、同館のホームページでは依然宿泊予約を受け付けており、休業の予兆は感じられない。同館は報道について声明文を通じて見解を明らかにするとしたが、現時点では発表されていない。
君鴻国際酒店が入居する37~85階を含む中高層階は、今年3月に裁判所の競売にかけられ、大手レストランチェーンでホテル事業も手掛ける海覇王集団の傘下企業、凱徳唐が取得していた。凱徳唐は4日に高雄市政府から君鴻国際酒店が営業を取りやめると通告を受けたが、理由については把握していないと説明した。
ただ、君鴻国際酒店は4日に裁判所から7月8日までに物件を明け渡すよう通告を受けたため、5日にも営業を終了することを決めたとする情報がある。夏の観光シーズンを迎え、君鴻国際酒店の客室稼働率は70~80%で推移しており、4日までは正常に営業している。
海覇王集団は君鴻国際酒店の入居部分を改装し、ホテルとして営業を続ける意向とされるが、現時点では詳細な計画は固まっていない。
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