ニュース 電子 作成日:2019年7月8日_記事番号:T00084474
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のウィッツビュー・テクノロジーによると、6月のテレビ用パネル価格は32インチ製品で36米ドルと、予想を上回る4米ドル以上の下落となった。米国が現在制裁対象としていない、残るほぼ全ての中国製品に対して追加関税を課す観測が強まっていたことや、サムスンディスプレイ(SDC)が第8.5世代液晶パネル工場「L8-1-1」の稼働停止を第2四半期に予定していたことで、テレビブランドがパネル調達を前倒しで進めていた反動から、需要が大幅に低下したためだ。6日付経済日報が報じた。
トレンドフォースは、SDCは財務と技術上の問題からL8-1-1工場の停止を第3四半期に延期したが、末端の販売業者のテレビ在庫は6月に満杯状態となり、ブランドメーカーのパネル在庫水準も危険な状況まで高まったと指摘。一部パネルメーカーが6月以降、小幅な生産調整を実施しているが、依然として供給過剰が続いていると分析した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722