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ラーガン6月9%減収、ファーウェイ禁輸措置が影響


ニュース 電子 作成日:2019年7月8日_記事番号:T00084476

ラーガン6月9%減収、ファーウェイ禁輸措置が影響

 スマートフォン用カメラレンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が5日発表した6月連結売上高は40億7,600万台湾元(約142億円)で、前月比19%減、前年同月比9.6%減だった。主要顧客の中国のスマホ大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が米国の事実上の禁輸措置の対象となったことを受け、予想以上の売上高の落ち込みに見舞われた。6日付工商時報などが報じた。

 第2四半期連結売上高は前期比43.9%増、前年同期比14.8%増の141億1,200万元で、同期としての過去最高となった。上半期連結売上高は239億400万元で、前年同期比12.9%増だった。

 ラーガンの林恩平執行長はこれまでに、7月売上高は6月を上回るとの見通しを示している。アップルのiPhone新機種向け部品が調達の最盛期に入ることに加え、トランプ米大統領が6月末、ファーウェイへの制裁を緩和する方針を示したことも後押ししそうだ。