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台塑の風力向け炭素繊維材、シーメンスガメサに供給へ


ニュース 公益 作成日:2019年7月8日_記事番号:T00084488

台塑の風力向け炭素繊維材、シーメンスガメサに供給へ

 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)は5日、独シーメンス傘下の風力発電設備大手、シーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)に、台湾の洋上(オフショア)風力発電所向けブレード用炭素繊維複合材料を供給する覚書(MOU)を締結した。6日付工商時報が報じた。

 SGREは▽独wpdが雲林県沖で進める洋上風力発電所計画「允能」向けで8メガワット(MW)発電機80基▽苗栗県竹南沖で2021年に稼働予定の洋上風力発電所「海能風電」向けで8MW発電機47基▽デンマークのエルステッドが彰化県沖に建設を予定する「大彰化東南」と「大彰化西南」の各大規模風力発電所(ウインド・ファーム)向けで8MW発電機111基──を受注している。

 SGREは昨年から、▽上緯国際投資控股(上緯投控、スワンコール・ホールディング)▽華新麗華(ウォルシン・リーワ)▽東元電機(TECO)▽永冠能源科技集団(YGG)▽大亜電線電纜▽信邦電子──などの台湾メーカーと洋上風力発電に関する提携覚書を締結してきた。