ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

マイクロソフト、ネット電話で中華電信と提携


ニュース 電子 作成日:2008年6月27日_記事番号:T00008449

マイクロソフト、ネット電話で中華電信と提携

 
 台湾マイクロソフトは26日、中華電信子会社の是方電訊(チーフ・テレコム)と提携し、インターネット電話事業を展開すると発表した。27日付工商時報が伝えた。
T000084491

 
 両社が展開するのは、MSNメッセンジャーのソフトウエア上に是方電訊のインターネット電話を組み込んで、パソコンから一般の電話番号への通話を可能にするサービス。台湾におけるMSNメッセンジャーのユーザーは800万人に達し、インターネット電話大手のスカイプにとっては大きな脅威となりそうだ。

 ユーザーはMSNメッセンジャー上の電話マークをクリックすれば、会員登録が可能で、ポイントを購入して通話を行うことになる。通話料金は一般加入電話に比べ50%以上安く設定し、固定電話へは1分0.66台湾元(約2.3円)、携帯電話へは1分3.2元となる。また、オーストラリア、ニュージーランド、日本などへの通話料は最大94%割安となる。

 両社の提携に際しては、ポータルサイト大手の網路家庭国際資訊(PCホームオンライン)が30%を出資する通信機器メーカー、愛比科技(IPEVO)がMSN専用の電話機を提供する。同社は当初スカイプ向けに限定した生産を行ってきたが、網路家庭による持ち株比率が30%に低下し、経営の独立性が高まったため、納入先をスカイプ以外にも拡大した。