ニュース 電子 作成日:2019年7月9日_記事番号:T00084501
受動部品大手2社、国巨(ヤゲオ)と華新科技(ウォルシン・テクノロジー)が8日発表した6月連結売上高は前年同月比50~60%の減少となった。米中貿易戦争の影響で、需要期の第3四半期も振るわない見通しだ。9日付工商時報などが報じた。
ヤゲオの6月連結売上高は30億6,800万台湾元(約107億円)で前月比5.9%減、前年同月比61.9%減、過去1年8カ月で最低となった。第2四半期は95億8,000万元で、前期比15.9%減、前年同期比50.2%減だった。上半期は209億7,000万元で前年同期比30.7%減だった。
ヤゲオは、半年ごとの棚卸しによる稼働日減少に加え、米中貿易戦争で先行きが不透明で、大中華圏などの顧客の需要が弱まっているためと説明した。
一方、ウォルシンの6月連結売上高は23億7,000万元で前月比11.68%減、前年同月比50.2%減、過去4カ月で最低となった。第2四半期は78億8,700万元で前期比4.91%減、前年同期比30.72%減。上半期は162億700万元で前年同期比10.1%減だった。現在の稼働率は50~60%だ。
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