ニュース 商業・サービス 作成日:2019年7月9日_記事番号:T00084506
使い捨て食器の使用禁止の範囲が今後、百貨店や量販店のフードコートまで広がる。行政院環境保護署(環保署)の方針を受け、台北市、新北市、台中市、台南市政府の環境保護局(環保局)は移行期間を設けた上で実施すると表明した。桃園市と高雄市は全面実施に慎重な姿勢だ。9日付聯合報が報じた。
台北市政府環保局の劉銘龍局長は、当初はフードコートの店内利用を対象とし、テークアウトは紙製などの使い捨て食器を使用して構わないと語った。台北市では2016年より市の施設や学校での使い捨て食器使用を禁止し、百貨店など111社、9カ所の夜市(ナイトマーケット)も実施していると説明した。
台中市政府環保局の呉志超局長は、詳細を検討、企業と調整を図り、早ければ8月、遅くとも9月に実施したいと述べた。百貨店や量販店のフードコート内の飲食店はチェーン店が多いので、台北市ができるなら台中市もできるが、全ての小吃(屋台料理)店に拡大するのは困難との見方を示した。
桃園市政府環保局は、9月の桃園農業博覧会(桃園アグリカルチャー・エキスポ)をはじめ、当面は大型イベントや展示会のフードコートで試験的に実施する。
高雄市政府環保局は、台北市の実施状況を見てから検討する。
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