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中環とライテック、6倍速BDディスクをQ3量産へ


ニュース 電子 作成日:2008年6月27日_記事番号:T00008451

中環とライテック、6倍速BDディスクをQ3量産へ

 
 松下電器産業が、世界で初めて6倍速で記録可能なPC向け追記型ブルーレイディスク(BD)の量産に入ったことを受け、台湾系の2大光ディスクメーカー、中環(CMCマグネティクス)とライ徳科技(ライテック、ライはかねへんに来)も開発を急ぎ、今年第3四半期にも正式に量産に入る見通しだ。27日付電子時報が報じた。

 中環では、現在6倍速BDのサンプルを顧客に送付し認証を進めており、8月にも量産、出荷が可能になるとの見通しだ。一方ライテックも積極的にサンプル送付を行っており、第3四半期中には正式に供給できる予定だ。

 BDの書き込み速度の主流は4倍速にとどまっており、今年上半期に日立エルジーデータストレージ(本社・東京、堀一哉CEO)が最大6倍速書き込み対応の外付け(BDドライブ)を発売したものの、ディスクの供給が遅れていた。

 BD市場が本格化するのは2010年以降とされているが、中環は既に2本のBDディスク生産ラインを設置し、月産能力は50万枚規模に達している。ライテックも現在生産ラインは1本だが、下半期には2本追加し、3本で月産能力75万枚を目指している。