ニュース その他分野 作成日:2019年7月9日_記事番号:T00084515
金融業界関係者によると、米中貿易戦争を受け、台商(海外で事業展開する台湾系企業)が中国から東南アジアに生産拠点を移転する中、カンボジアで生産してベトナムから輸出するケースが増えている。9日付工商時報が報じた。
背景には、ベトナムの地価高騰がある。過去3~4年、中国の生産コスト上昇で台商のベトナム移転が進み、ホーチミン市の土地価格は1平方メートル当たり15米ドルから230米ドルまで急騰した。2米ドルから15米ドルまで上昇するのに10~12年かかったのと比べ、急激な上昇だ。
このため、ベトナムに隣接し、用地や人件費が安いカンボジアの工業団地に入居する台商が増えている。カンボジアのマンハッタン経済特別区なら、ベトナム・ホーチミン市のタンソンニャット国際空港まで距離65キロメートル、車で80分しかかからない。サイゴン港までは距離80キロ、車で100分で、同経済特別区からカンボジアの首都、プノンペンまでの160キロ・車で140分より近い。
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