ニュース 電子 作成日:2019年7月10日_記事番号:T00084531
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は、人工知能(AI)とモノのインターネット(IoT)を組み合わせたAIoTに対応した新プロセッサー、「i700」プラットフォームを発表した。AIによる画像認識能力は5倍に向上、第5世代移動通信(5G)時代のデータ量増加に対応する。2020年に出荷開始予定で、▽スマートシティー▽スマート建築▽スマート製造(マニュファクチャリング)──などの分野での採用を目指す。10日付工商時報が報じた。
メディアテックは、▽無人店舗での商品識別▽顔認証による支払い▽建物での入退館管理▽企業の勤怠管理▽工場の無人搬送車(AGV)の障害物検知▽ジムでの3次元(3D)姿勢認識と改善アドバイス──などに利用可能と説明した。
i700は、AI専用の処理ユニット「APU」を備える他、中央演算処理装置(CPU)、グラフィックスプロセッサー(GPU)、画像処理プロセッサー(ISP)などを統合した。同社智慧(スマート)装置事業群の游人傑総経理は、5G時代到来で高まる顧客製品のエッジコンピューティングとIoTへの対応需要に応えると自信を示した。
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