ニュース 電子 作成日:2019年7月10日_記事番号:T00084532
中国の市場調査会社、北京群智営銷諮詢(シグマインテル)が9日発表したパネル業界の最新市況レポートによると、6月にパネルメーカーが積極的に在庫消化を進めた他、今月から生産抑制に着手したことから、7月のパネル価格は、一部で下落幅が前月に比べて顕著に縮小する見通しとなっている。10日付経済日報が報じた。
シグマインテルによると、サイズ別の7月価格下落幅予測は▽32インチ、1米ドル▽39.5インチ、2米ドル▽43インチ、2米ドル▽49~50インチ、1~2米ドル──。特に43インチパネル価格は6月に比べ下落幅が約60%、49~50インチパネルは約70%縮小すると予測される。
業界関係者は、1年以上続いているパネル価格の下落は7月も止まっていないが、下落幅が大きく縮小する中、中国メーカーとの生産能力競争に加わらず、製品の差別化を進める台湾大手の群創光電(イノラックス)と友達光電(AUO)は、今後迎える需要期の業績向上が期待できると指摘した。
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