ニュース 電子 作成日:2019年7月10日_記事番号:T00084534
パソコン大手、宏碁(エイサー)と華碩電脳(ASUS)が9日発表した6月売上高は、両社とも前月比30%以上の増加となった。インテルの中央演算処理装置(CPU)供給不足が解消されつつあることが要因で、特にエイサーは新製品の発売効果も加わり、過去3年で最高となった。10日付経済日報が報じた。
エイサーの6月連結売上高は前月比46.8%増、前年同月比4.3%増の244億8,000万台湾元(約856億円)。第2四半期累計では前期比0.9%増、前年同期比5.7%減の551億5,000万元、上半期通期では前年同期比3%減の1,098億3,100万元だった。
同社によると、ゲーミング(ゲーム用)製品の売上高が第2四半期に前年同期比10.5%、上半期通期で22.3%成長した。
ASUSのグループ全体の6月売上高は前月比31.7%増、前年同月比9.6%減の308億元。第2四半期累計では前期比13.6%減、前年同期比8.8%減の741億7,400万元だった。
ASUSは、米中貿易戦争や経済面での不確定要素が消費者心理や一部新興市場の需要に影響を及ぼしているものの、各事業群での経営改善計画が着実に進行しており、安定した収益力を維持していると強調した。
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