ニュース 電子 作成日:2019年7月10日_記事番号:T00084536
外電によると、任天堂は9日、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の生産の一部を中国からベトナムに移管すると明らかにした。これまで鴻海精密工業などの受託メーカーが中国で組み立てていたが、初の中国以外での生産となるようだ。主に鴻海が既存機種と新型2機種を生産するとみられる。10日付経済日報が報じた。
ニンテンドースイッチの2018年度(18年4月~19年3月)の世界販売台数は1,700万台で、うち米国向けが約40%で最大だった。米国での小売価格は約300米ドルだが、仮に中国製品に対する最高25%の第4弾制裁関税が発動されれば、数十米ドルの値上げを余儀なくされる可能性がある。このため、生産の一部をベトナムに移管することでリスクを回避する狙いとみられる。
任天堂はニンテンドースイッチの19年度の世界販売目標として前年比6.2%増の1,800万台を掲げている。新機種発売に向け、半導体メモリー大手の旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル、MXIC)など部品サプライヤーへの発注を拡大しているようだ。
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