ニュース 金融 作成日:2019年7月10日_記事番号:T00084546
金融監督管理委員会(金管会)は9日、銀行による同一の外国債券の運用残高上限を、現行の証券取引事業の運営資本総額の20%から、銀行の純資産総額の10%に緩和すると発表した。純資産総額上位10行の場合、外国債券の運用残高上限は157億~310億台湾元(約550億~1,080億円)へと現在の1億6,000万~4億元から約40倍以上に高まる。10日付工商時報が報じた。
金管会銀行局の童政彰主任秘書は、外国債券に対する投資需要は保険会社などを中心に強いが、規制により外国債券の取り扱いが限られていたと多くの銀行から不満の声があったため、大幅緩和を決定したと説明した。
童主任秘書は、生命保険会社はこれまで外資系銀行を通じて外国債券を購入していたが、今回の緩和措置により台湾の銀行を通じた取り扱いが増えるなど、利益拡大と関連人材の雇用促進につながると期待感を示した。
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