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鴻海ウィスコンシン工場、雇用縮小批判に釈明


ニュース 電子 作成日:2019年7月11日_記事番号:T00084556

鴻海ウィスコンシン工場、雇用縮小批判に釈明

 鴻海精密工業は10日、米ウィスコンシン州で建設中の液晶パネル工場について、1万3,000件の雇用創出を含め、投資の決意は揺るいでいないとの声明を改めて発表した。同州のトニー・エバーズ知事が6月にCNBCテレビのインタビューで、工事の遅れや雇用見通しの縮小を批判したことに対する釈明とみられる。11日付工商時報などが報じた。

 エバーズ知事はインタビューで、同工場は来年5月に稼働を予定しているが、建設計画は従来より1年余り遅れていると指摘。また、稼働後の雇用は1,500件とみられ、来年末までに1,800件とする従来目標を大幅に下回り、補助金支給の要件に達しない恐れがあると語った。

 鴻海はこれに対し声明で、投資の決意が揺るいだことはなく、1万3,000件の雇用を創出し、同州を世界のテクノロジーハブにすると強調した。