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広達、東芝ノートPCの5割受注へ


ニュース 電子 作成日:2008年6月27日_記事番号:T00008456

広達、東芝ノートPCの5割受注へ

 
 ノート型パソコン(ノートPC)受託生産最大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は、東芝が発注する下半期のノートPC受託生産900万台のうち、5割以上の受注を獲得する見通しだ。27日付工商時報などが報じた。
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 東芝は26日、海外仕様のノートPC、PORTEGE(ポーテジェ)シリーズ10機種を発表した。7月に発売予定で、販売価格は4万台湾元(約14万円)前後の見込みだ。この製品も主に広達が受託生産を受け持つもようだ。

 東芝はノートPCの受託生産比率を、従来の5割から7割に引き上げる計画だ。広達以外では、仁宝電脳工業(コンパル•エレクトロニクス)、英業達(インベンテック)が受注する見通しだ。華碩電脳(ASUS)は昨年初めて受注したが、年初に分社した受託製造業専業の和碩聯合科技(ペガトロン)には発注されないもようだ。なお、昨年は仁宝が東芝から最も多く受注した。

 東芝は2010年までに、ノートPCの世界市場シェアを15%まで引き上げる目標を掲げている。東芝は昨年、世界全体のノートPC販売台数でヒューレット・パッカード(HP)、宏碁(エイサー)、デルに次ぐ4位だった。