ニュース 商業・サービス 作成日:2019年7月11日_記事番号:T00084565
対話アプリのLINE(ライン)は10日、台湾で定額制の音楽ストリーミング配信サービス「ラインミュージック」の提供を開始した。配信する楽曲数は1,000万曲以上、料金は月額149台湾元(約520円)から。半年でユーザー数500万件を獲得し、業界最大手のKKBOXに対抗したい考えだ。11日付工商時報が報じた。
LINEは携帯電話の着信音用楽曲のダウンロードサービスなどで、顧客の早期取り込みを図る(LINEリリースより)
LINEは、日本で4年前からラインミュージックを提供しており、台湾にその経験を導入する。大手レコード会社12社や音楽配信事業者、「全音楽公司」(Omusic)などと提携し、人工知能(AI)技術を取り入れ、台湾ユーザーに適したコンテンツの提供を可能にした。
配信する楽曲は西洋音楽が中心で、中国語曲は10%、日本と韓国の楽曲は約5%を占める。今後、5,400万曲を配信する日本のラインミュージックとの提携についても交渉を進める。
ラインミュージックの参入により、台湾の音楽ストリーミング配信サービスにおける有料ユーザーの比率は現在の6%から2桁に拡大すると予想されている。
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